「エヴァンゲリオン」。1995年にテレビ放映され2021年「シン・エヴァンゲリオン劇場版」で完結を迎えた誰もが知っていて平成を代表するアニメである。が。。。私は正直あんまりよく分かってない。人気があるから見続けたものの。。。何がいいのかよく分からない。という評価だ。再び見直したいという思いもない。
エヴァで「甘き死よ、来たれ」という曲がある。この曲は劇場版の劇中に流れていた曲で私の中では最初のテレビ版以外だとエヴァといえばこの曲しかないんだよな。これ以外はほんと覚えてない。
私は2000年にインターネットを初めて2002〜4年あたりに当時FLASHムービが流行っててよく見ていたのよ。新海誠監督の「ほしのこえ」もこのあたり。そこで「甘き死よ、来たれ」の曲が使われている動画があってさ。この曲が好きで何度も聞いていた記憶がある。だから強烈に覚えてるんよね。
でさ。つい最近、YouTubeで歌詞の和訳を見たのよ。今まで何度も曲は聴いていたのに意味を知ろうとは思わなかったんだけど。。。
和訳を見て泣いたわ。嘘。泣いてないけど心ではめっちゃ泣いた。
この曲を私がエンドレスでめっちゃ聴きまくってたのが2002年で今はあれから20年たってる。28歳のひきこもりが48歳の子供部屋おじさんになってる。この曲ってこんな意味やったんかって震えてます。まじで鳥肌たったわ。
甘き死よ 来たれ(和訳)
私はあなたを失望させてきた
無駄な努力をずっとしてきたの
誰かの為でもなく
ずっと独りで生きていけるって思ってた
でも、辛い想いを乗り越えて
出会ってきた全ての人に感謝を示す時が来た
愛することは
何よりも大事な事なんだって分かったの
けれど、悲しい事に
私が今できる唯一の事は
全てを終わらせて
永遠に存在を消す事なの
過去の出来事には悲しい事や
幸せな日常もあったけれど、今は違う
誰かを愛する時はもう二度と訪れない
そして、私の世界は終わりを告げていくの
時間を巻き戻せたらどんなに良いだろうか
全ての罪が今となっては私のものになってしまったの
愛してきた人からの信頼が無ければ
もう生きていく事は出来ないの
過去の出来事を忘れる事や
愛の誇りを忘れる事は出来ない
そんな思い出が私を壊していくんだ
全てが無へと還っていき、全てが崩れていく
全てが無になり、私の心が壊れていく
心の底から思う事がある
もう二度と誰かの愛を求めたりしないって
私は全てを失ったのよ
全てを失ったの
私にとって意味のあるもの全てを
この世界で意味あるもの全てを
あの時、あの場所に戻ることが出来たらどんなに良いだろう
全ての罪を私が背負わなければならないから
愛した人からの信頼が無ければ
生きていく事は出来ないの
過去の出来事は忘れる事が出来ないし
愛と誇りを忘れることは出来ない
そんな想いが私の中を壊していくんだ
全てが無へと還っていき、全てが崩れていく
全てが無になり、私が壊れていく
これまんま。28歳の時に曲聴きまくってた時の私の20年後の予言みたいなもんやん。20年後の48歳で意味を知って。。。今。。。この歌詞の状態になってるみたいな。というかこれから人生を歩む若者にとっては????なのかもしれん。終焉をむかえている人にとっては。。。ああ。分かる分かるみたいになるのかもしれんな。
シンジやアスカは分からんくて冬月やゲンドウなら分かるみたいな。20年の月日がたつとどんな人でも何かしらドラマがある。出会いもあり別れもあるだろう。悔いることもあるだろう。死の淵で頭の中で流れる曲なのかもと。。。アニメは分からなかったけどこの曲は死ぬまで私は聴き続けるだろうな。