セミリタイア失敗 40代独身無職の末路

働くのが嫌で41歳(2015年)の時に貯金680万で無謀な貧乏リタイア(9年目)をしました。貯金切り崩し中でなくなれば消えます。

デフレ脳から早く脱却しないと!と自分に言い聞かせる。

 

米国やよい軒、日本で690円で食べられる何の変哲もない唐揚げ定食が今では2400円ほどになっており、すき焼き定食なんて選んだ日には3500円も財布から消失し、家族でちょっと食事するだけで当たり前のように1万円飛ぶので、米国と日本の物価の差や円安を身近に感じられて絶望〜」

 

と、このようなツイートが数日前に流れてきた。

 

この30年間、徹底的に私の思考はデフレ脳に鍛え上げられてきた。このやよい軒のからあげ定食にしても昔はもっと安かったわけやしね。牛丼もハンバーガーも昔はもっと安かった。円安になり物価が上がり、スーパーに並んでいる商品にしても枚数や量が減り値段も上がってきています。今後もどんどん上がっていくことでしょう。

 

前の方が安かったとか値段を見ただけで高くなった!とかすぐに思ってしまうわけやけど。。。ほんといかんことだなって我ながら思う。今の価格が正常な値なんだよな。デフレ禍ではコスパを求めていたけど、もうそういう思考をやめにしなければいけない。美味しくなければリピートしなければいいわけやし、コスパを求めて品質を下げるってのは一番やってはいけないことだ。

 

拭えないデフレ脳

節約、ケチ思考の私ににとってはこれは至難なことなんだ。だって人生の大半をそうやって生きてきたわけだから。。。テレビを見ていてもお店の食事とかスイーツとか紹介されるやん。値段みてすぐに「たかっ!」って思っちゃうもんな。大人気で行列が出来てスイーツが1600円もするって。。。たかっ!って具合に。

 

でも並んでそんなスイーツを食べる若い子も毎日そんなものを並んで食べているわけではなくたまに食べているにすぎない。ハレとケだ。ハレは「非日常」、ケは「日常」。週に1回なり月に1回なりは贅沢して非日常を味わう。そういうのが一番いいような気がするね。現在の値段が適正価格。値段を見て高い!と思わずに食べたかったら注文して食べればいい。欲しかったら注文して買えばいいのよね。

 

日本オワッタ!なんて言ってないで今を楽しむ。老い先短いなら特に将来なんて考えなくてもいいんよ。と自分に言い聞かせるためにこの文章を書いてみた。おわり。