今は人生100年時代と言われている。寿命が100歳前後まで今後伸びていくので生き抜く力を養いましょうとか、老後を不安なく過ごす為に資産運用をしましょうなどとよく使われている。が。。。私は100年も生きたくないし頃合いで終わりたいと思っている。人生100年時代って万人が考えなきゃいけないことなのか?ってどうしても思ってしまうんよね。
最近、YouTubeで養老孟司さんの話を聞いていて思ったことなんだけど。。。知性というか人生を頭で生きてきた人にとっては人生100年はありなんだと思う。例えば80になってから大学生になって勉強する人、80歳で難関資格を取得した人、たまにニュースで流れてきたりしますよね。きっとこういう人達って知性の人というか今まで頭で生きてきた人なんだと思うんよ。でもほとんどがそうではない人達であって私を含めてそうではない人は若さがなくなるとなんにもない骸となる。
セミリタイアした人でも働く時間がもったいないのでリタイアして読書に励んでいるっていう人もみかける。正直すごいなーって私なんて思ってしまう。
人生100年時代はまやかし
介護施設で働いていた時もそういう人って9:1の割合くらいだったように思う。知性、教養がある人たちとただ時代に流れるまま生きる人達。時代に流されるまま生きてきた人たちにとって人生100年。。。若さがなくなったあとの残り50年はまじできつい。だって元々考えることもなく頭からっぽで体だけで生きてきたのに体が老化で動けなくなっていくんだもんな。私も年々そういうことを実感している。子孫も残していない独身男性で知性なしなんてこの最たるものだ。
みんな平等に長生きしよう!なんて言葉が残酷なことだとなぜ分からない?