先日、まとめサイトでこの文章が流れてきた。2012年に2ちゃんで書かれてたものらしい。凄い過去の出来事のように感じるがそんなに昔ではない。2012年はリーマンショック以降の出来事だ。これが書かれたのが2012年2月で2012年12月には民主党政権が終わって翌年からアベノミクスがはじまる。
同時代に生きていたので私もこの時の状況もよく知っている。リーマンショック後に非正規の派遣切りが横行して、若者の◯◯離れとかテレビで言ってた頃だ。若者はお金を使わない。欲がなくなった。散々言われていた。老人VS若者ってのがテーマになっていたように感じる。
この2012年2月には私はすでに38歳で無職になっていた。前年に5年半勤めていた飲食業(正社員)を書き置きして逃亡して休職を経て退職したんよね。2011年なんてまだ暗い世の中だった。ほんと真っ暗闇だった。それでいて私には金もなかった。2009年にFXでドル円ロングで勝負して大敗して一文無しになっていたからだ。結局、金がないのできつい仕事を辞めれずに2年働いてあとに体を壊してやめる結果となった。
貯金500万円
あの頃は仕事中にずっと500万円ほしい。500万円ほしいって言うのが口癖となっていた。今の時代の人からしたらたった500万って失笑されると思うが。。。あの頃の私は500万さえあればセミリタイア出来ると真剣に考えていた。今みたいに株が上がり続ける時代ではなかった。今は何千万でFIREとか億稼いでFIREとか当たり前のように言われてさ。900万でFIREって言った人がバカにされる時代だ。あの頃はFIREという言葉が存在してなかったけど私はあの時、たしかに500万でセミリタイアしようと考えてた。だから貯金500万が欲しかった。毎日、死にたいか500万ほしいが口癖になっていた。
薄給でも苦を感じなく長く続けれるんならそういう生き方もいいかもしれんと思って介護をしてみたが8ヶ月で辞めた。なんとか500万!と思って期間工として働き貯金500万貯まったあたりで働くのが嫌になったので更新せずにやめた。41歳のときだった。
仕事を辞めたあの日から6年がたとうとしている。
私はブログを書きながらの質素な暮らしでなんとか生きながらえている。この2ちゃんの文章が書かれた2012年はほんと世界が暗闇だった。しかし今の世界は私自身はそんな感じもしないんだよな。コロナの影響で暗くなってるのかなと思いながらも。。。あそこまでではないようだと思ってるんだけど。。。どうなんだろうね。年をとったからそう感じないだけなのかもしれんけどさ。
ほんと暗黒だったな。2012年は暗黒真っ只中だった。
もう忘れてしまった人もいるだろうが、はっきり言おう!暗黒だった。
そりゃあ、この戦いについていけなくなった人から降りようとするだろ。