石井あらたさんの「山奥ニート」やってますを読みました。
本を手にした時に300ページはあるけど文字も大きいのですぐに読めると思ってたら読み応えがあってお腹いっぱいになって満足したって感じかな。山ぐらし、ニートの指南書というわけではなく、ほんと「山奥ニート」やってますというタイトル通りの日常的なエッセイとなっています。ゆるい感じで読みやすいと思います。
山奥ニートさんに関しては、いつ頃知ったんだろう?そこそこ前から知ってたんだけどじっくりウオッチしていたわけではく断片的に見ててそこまで詳しくはないんですよ。この本を読むとジョーくんが最初、ばなしさんがニコ生で配信ばっかりして住人を写すのが嫌だったって箇所を見て。。。ああ、あったなってw ニコ生見て私も名無しで書き込みしてたことあったからさ。。。。あの頃はどのへんやったのかな。学校で住む前やったのかな?住んでからやったのかな? この本を読んでて私はそこそこ初期の頃から見てたんだなって。。。たしかに住人を増やしたいとは当時、配信で言ってたしね。
あと夏祭りにいけなくて怒った箇所とか。。。どっかで読んだんだよな。それ以外でも、あれ?この文章読んだことあるなってツイッターの文章なのかブログの文章だったのか覚えてないけど。。。
3章山奥ニートの今まで
山本さんのことを知らなかったのでこの章はあつくなったな。きかっけと出会い。
今の世の中は生きづらすぎる。自分が若いときはものはなかったが、こんなに窮屈じゃなかった。人にはそれぞれ、自分にあった履物がある。なのに、今は既製品の靴に、無理に足を押し込んで履いている。だから、歩いているうちにすぐ足が痛くなる。それじゃダメだ。靴に足をあわせるんじゃなく、足に靴をあわせなきゃいけない。皆わらじを自分で編んだように、自分にあわせた履物を作る。そうすれば、足は傷つかず、どこまでも歩いていける。自分専用のわらじをじっくり作る。そのための時間と場所が必要だ。
こんなことを言われたら熱くなるよな。心に火を灯す人ってこういう人なんだと思う。 退職金や年金のほとんどを共生舎にそそぎこんだ。熱い人がいてこその共生舎だったんだな。と思いました。
あと面白い発想やなって思ったのが、息子がひきこもって困っているお母さんが共生舎に尋ねてきた時に「息子さんをここに来させるんじゃなしにお母さんがここに住んだらいいんじゃないですかね?」って言い返したところは。。。そういう発想って普通は出てこないよね。すごい!って思ったわ。結局実現しなかったらしいけど。。。いい案やと思う。ひきこもりって子だけの問題じゃなしに親が子離れしないって問題もあるからね。別れて住むのは名案かもしれん。こういうことをあの本に書いておくと今後、ひきこもりを持つ母親がひとりで住みはじめることがあるかもしれんね。
最後にばななしさんの言葉で「ニート原理主義者は少しでも働いたらニートじゃないって言うけど、お金をまったく持たないニートは珍しい。」よくこの部分は特に共感したかな。少しでもお金を稼いだらニートじゃない無職じゃないとかぶぅ~ぶぅ~言ってくる人いるけど生活保護以下の収入だったらニートとか無職でいいと私も思ってます。
でも昔から知ってたにも関わらず同じ和歌山なのに一度も行かなかったってことは。。。自分にとってそこまでの場所じゃなかったのかそれとも元々人と関わりたくないって性格からなのか分からんけどさ。山奥ニートさんとこだけじゃなくその手の人にあったこともないしね。今、調べたら2016年にも山奥ニートさんの記事を書いていたわ。↓ そんなとこ。ほな!