セミリタイア失敗 40代独身無職の末路

働くのが嫌で41歳の時に無謀な貧乏セミリタイア(6年目)をしました。貯金を切り崩しながらどこまで生きれるか的な日記です。底辺日常YouTuberやってます。

家族遺棄社会 孤立、無縁、放置の果てに。を読んだ感想

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家族遺棄社会 孤立、無縁、放置の果てに。の感想

著者は菅野久美子さんで2020年8月出版ということなのでコロナ禍のこともふれられています。1章「親を捨てたい人々」2章「捨てられた家族の行方」3章「孤独死の現場から」4章、「家族遺棄社会はどこからきたのか」5章「家族遺棄社会と戦う人々」の5章で構成されています。

 

この本のタイトルから私は親を捨てることに焦点をあてた介護放棄の内容なのかなと思っていたらそういう内容ではなく2010年にNHKドキュメンタリーで放映された無縁社会〜無縁死3万2千人の衝撃〜からはじまる。無縁社会の末の孤独死の現在って感じでしょうか、そこに1章の親の最後の後始末の部分を足されたような。そんな内容になっています。あと著者の女性からの視点でセルフネグレストのことについても紙面を割かれていたりします。まあ、読んでみてもいい本かなとは私は思いましたかね。読みやすいですし。。。

 

こういう本を読むと日本で今起こっていること知ることが出来るので貴重だとは思います。でもまとめようとすると矛盾する部分も出てきてそこらへんは差し引かなければいけないと思います。例えば日本は社会構造が変わってきて核家族化の末に今、孤独死が増大している。昔より今がどんどん悪い方向に向かっている崩壊へ向かっていると言われるんだけど。。。1章に取り上げた2人なんて私より年下で原因は幼少期の話になるわけですよ。幼少期って1980年代の話なわけやからさ。それってめっちゃ良き日本と言われてた時代で2010年以降とは話が違ってくるわけで。。。結局、時代の流れで今こうなってるってことであってそこをまとめようとすると難しいよなって思う。つうかなんでこの2人を抽出しちゃったんだろ?って思ったりもするし特殊すぎてさ。

 

あと孤独死が悪いもの、生きてこそみたいな考えなのはしかたがないんだけど。。。いつもその部分に関してはそうか?って思ってしまうんよね。ここまで手を差し伸べることが出来なかった社会がって!って論調になるわけだけど。。。冷たいかもしれないけど時代だよね。としか言いようがないよなあ。後に残された人は大変やけど死んでいく人に対してそこまで思わなくてもいいと思うんよね。人は考える生き物だから必要以上に思いを巡らせてしまうわけだけど。。。きっと可哀想だったに違いない!とか、でも思うのは勝手だけどなんかちゃうなと思ってしまう。

 

生きる気力がなくなるとどんな人でもその人に友達関係があったとしても人脈があったとしてもお金があったとしても 何にしても継続するにはパワーがいるからね。死ぬだろうな。パワーがなくなると死ぬ。パワー不足で死ぬ。こればっかりはどうしようもないかなって思ったかな。最後に、この時代だからこそ出てきてるサービスが本書で出てきたので紹介しておきます。

 

一般社団法人LMN「家族代行業」

 親の最後の後始末を最後まで請け負う代行業者。どういったことをしてくれるかというと親の後始末の手続き関係を全てしてくれます。施設、病院、葬式、全て間に入ってくれるみたいです。例えるならマンション借りる時のオーナーと賃貸契約者の間にはいる保証会社みたいな存在。いちいち施設やケアマネ、電話がかかってこない。次の施設、病院の手続きまで全てやってくれて全て丸投げ出来ます。親族でないと出来ないこと書類関係だけはしなきゃいけないみたいだけどね。

 

親のことには金輪際関わりたくない!という子供がこの日本にはたくさんいるわけです。そういう煩わしいことはお金で解決出来るんですね。血がつながっているだけでなんで負担をかけられなければいけないのか?そういう人がたくさんいるのでこういうサービスが増えているのです。でも貧困ビジネスではないけど悪徳業者も出てきていると思うので依頼する時は注意してね。

 

まあ、こんなことを言ってきましたが、臭いものには蓋ではないですけど実際にこの日本で起こってることです。こんなの氷山の一角で今後もっと増えることを考えると読んでおくべき本だと思います。