まあ、なんだろ?病院、介護などを中心に実体験を元に書かれた本で非常に読みやすいです。前に同じような本「親の介護は9割逃げよ」ってあったんだけど、あっちは介護のガイド本みたいな手引書みたいなもので、こちらはエッセイのようで、また2018年出版なのである程度、最新の話が書かれています。興味のある方はどうぞ。
しかし、この人も凄い経験しているなって思いました。お母さん、お父さん、妻の両親の介護から死へ。それでいて妹さんがパラサイト、ニートなのかな?私やったら発狂すると思うわ。いろんな問題を解決するにはやっぱり体力がいりますからね。読んでいてきついなって思いました。認知症+買い物依存症で資産を使い切ったお父さん、詐欺にひかかった義理のお母さんとか。。。
私の親の介護問題もひとまずは、済んでいるのであとは家にある物の断捨離する段階になっているんだけど。。。なかなかすすまないもんなあ。言うが易し 行うが難しなんですよね。
・ω・
あと私も介護で働いたのって5年以上前になるので知識もその頃で止まっていたりするんですよね。親が介護必要になった2年くらい前に知識をそれなりにいれたけどさ。。。親の介護とかまだまだ先と思っている人でもこういう知識は何年かに1度くらいは入れておくのがいいと思うよ。私が言うのもなんやけど親を放ったらかしにしないほうがいいよ。まだまだ元気と思ってしまうだろうけど確実に老化しているからね。
最後に・・・。
多くの人の死を見ている医師たちの中には「死ぬなら癌がいい」と公言する人が少なくありません。その理由としては「余命宣告されてから死ぬまでにまだ動ける時間があり、残務整理やお世話になった人たちへのお礼の言葉が言える」ということもありますが、いちばんの理由は「確実に死ねるから」だと思います。
ほんと・・・。癌になるのが一番幸せやねって思ったかな。