教えてもらったので、2019年5月26日に放映されたザ・ノンフィクションを見ました。その感想です。
この番組に出てくるのは2人の日本人。マナブさんとサダヲさんだ。かなり前に『日本を捨てた男たち、フィリピンを生きる「困窮邦人」』を読みましたが、映像になるとくるものがありますね。
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マナブさん(56歳)
元々は既婚者で子供も2人いる。日本のフィリピンクラブにはまり500万も借金を作る。だがその借金が返せなくなり日本を捨ててフィリピン女性とともにフィリピンに来るが捨てられる。
今は、ガラス瓶のラベルをはがす仕事を日給440ペソ(880円)で生活している。また25歳のフィリピン妻もおり子供もいる。給料が安いので25歳の妻が稼ぎ頭になっているといったところ。
はっきりいって好きなように生きてはる人だと思ったかな。日本にいる長男はすでに自殺して他界していたり。。。でもこの人自身は好き勝手生きてきたって感じ。最後に『俺はどこにいってもなんとか今までなってきた!』って言うように。。。人生を楽しんでいると思う。
サダヲさん(68歳)
フィリピンクラブにはまり借金を作る。借金返済の為に偽装結婚でフィリピンにやってくるが金は貰えず一文無しになって今の街にたどりついて。。。そして10年がたった。
仕事は、車の部品の呼び込み。オーナーさんのボランティアみたいな形で生きながらえているって感じだ。絵に描いたようなフィリピンにいる困窮邦人!テレビの取材班もこんな人を撮りたくてフィリピンに来たに違いない。
日本に帰国する為には帰りの飛行機のチケット6万円を用意しなければいけなく実の兄に頼むが断られてフィリピン生活延長となるところで番組は終わった。本人は、家族とは20〜25年くらい会ってないので会いたいよねーって言ってたが、きっと家族は会いたくはないと思う。もう帰ってくるな。って思っているに違いない。
サダヲさん。
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しかし。。。このフィリピンへ借金から脱出老人の 2人の事例を提示して。。。つらいものがあるなって思いました。前者と後者が違いすぎるんだよな。前のマナブさんは日本でも結婚していて子供も2人いて好き勝手生きてきてそれでいて力強くフィリピンに根をおろして若い子を嫁にして生きている。
後者のサダヲさんは。。。困窮老人。フィリピン版ホームレス。街の人にはバカにされてゴミのような暮らしをしている。結局は、海外移住とかでもなんでもそうだけどさ。バイタリティのある人はそれなりにどんな場所にいっても力強く生きれるけど無能なヤツは日本におる方がいいってことなんだと思うよ。
よくタイにいけば安く暮らせるとか海外にいったほうがハッピーとか。。。それは出来る人であってさ。無能な人間は、日本に居るほうがまだ安全だと私は思う。まじで自殺行為やよ。気をつけような。
最後にナレーションで「フィリピンで生きる二人の日本人、借金という現実から逃れこの地で彼らが得たものは、なんだったのだろうか?その答えを二人は今も探している。」という言葉で占める。
2人は今も探しているってw 探しているわけないやろ。キレイにまとめようとするなよな。全然キレイじゃないから!