表紙がインパクトで気になっていた「未来の年表〜人口減少日本でこれから起きること〜」を読みました。借りたものはシンプルな表紙のやつやったけどな。
講談社
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第一部 人口減少カレンダー
第二部 処方箋
一部でこれから日本で起こることを2017年から2065年頃のことまで書かれています。二部はそうならない為の処方箋として10個ほど作者が提言されています。

でも。。。これを読むと今頑張らなければいけない!対策をとらなければいけない!と言ってるように見えるんだけど。。。私からしたら今後こうなるのだから頑張ってもしかたがないって思いにもなるんよね。ジリ貧になる中でもまだマシそうな場所にシフトするって選択をするくらいじゃないかなと。時代の流れに逆行しても疲れるだけやよ。
・ω・
第二部の処方箋のところになると、まあ、ざーっと流し読みすればいいかなと。前に読んだ本にもこんなことあったな。デジャヴか?一章がこのままでは大変なことになるって話で二章がそうならない為の方策って構成なんやけど、え?たいそうなこと言ってて出してきた方策がそれなの?みたいな。そんなとこ。
もし政府の対策が功を奏さず、このまま少子高齢化が放置されたならば2065年以降の日本は取り返しのつかない状況に追い込まれるだろう。否応無しに日本人は日本列島からどんどん姿を消していく。
こうならない為にも今のうちに対策を講じなければいけない!って言うんだけど。。。そうか?少子化で人が減っていくのが自然の流れなんだから別にええんじゃないかと私は思うんだけどな。
少子高齢化なんてさ私が高校の時の公民の教科書に載っていたからもう25年以上前から言われていたわけやん。言われていたけど何も変わらず少子高齢化が加速しているわけなんだから、みんなが望んだ結果でしょ。自然の摂理ってやつなんよな。
少子化で人口が減少していって国が滅ぶって話を聞くといつもむかし読んだ「チグリスとユーフラテス」(上・下)が頭をよぎるんよね。↓面白いよ。SF、オススメです。