この本は、ベーシックインカムについての本です。
「お金のために働く必要がなくなったら、あなたは何をしますか?」「周りの人はどうすると思いますか?」という問いです。
この本に関しては、正直どうなんだろうな。まあ、ベーシックインカムという考え方の歴史と今現在の状況が最初に語られています。ベーシックインカムはこの4〜5年で出来た考えではなくてかなり前からで、ベーシックインカム的実験は、1960〜70年代にいくつか行われていたりします。
私が知ったのは、スイスの国民投票、フィンランド2017年の実験とカナダの実験などですが、その後の顛末なども詳しく書かれています。AIの進化によってベーシックインカム待ったなし!って思いになっていたけどこの本を読む感じだと。。。まだまだ先の話かなって思ったかな。小学生の頃に、もうすぐリニアモーターカーという世界一速い列車が日本の技術を使って出来る!って。。。すぐにでも完成する!って言われていたのに似ているかなと。
この本には時間ドロボーのミヒャエルエンデ作「モモ」も取り扱われているわけだけど。。。「モモ」を読んだほうがいいような気がします。どうだろうな。
しかし5章、6章に入ると。。。これいるんかな?ってものになっていく。読者に理解してもらおうという気がないんやろうな。読む人を選ぶというか。。。最後は建築の話になっているし。。。何を言ってるねん。ぐだぐだと。。。
頭のいい人だけが読めばいいんじゃねーの?
って最後はなったわ。ベーシックインカムって幕末時の大政奉還みたいに、ピッタリとあった時期が来ないかぎり日本では盛り上がらないやろうし制度化しないような気がしますね。その前に安楽死制度を導入してほしいよ。まじで生き地獄すぎる。
光文社
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