2011年震災
2014年ブログに漫画を投稿
2016年出版
福島県南相馬市在住のカトーコーキー氏が2011年に東日本大震災で被災をして2014年にブログで漫画を投稿するまでをつづっています。
私は最初、しんさいニートというくらいだからニートだった人が震災によって家を出なくてはいけなくなって自立していくみたいに思っていたんだけど。。。全然違いました。最初から普通に働いていました。
人はみんなそれぞれの歴史があって、どんな人でも何も伝えることがないってわけではないと思うんですよね。私もブログで日記を17年ほど綴っているわけだけど。。。みんなひとりひとりにドラマがあると思うんですよね。
特にこの本を読んで何か得れるものがあるってわけではないと思うけどさ。途中で、「自分の命しか背負ってないボクの命の価値は、恐ろしく軽く感じられてしまった。って部分は。。。え?って思ってしまった。「俺が死んでも誰も困らねえもんな」とか「独り身は弱いな。軟弱だよ。家族がいるっていいなあ。頑張れる理由があってさ。」とかさ。本を読み進んでいくうちにこういう思考回路の人なんだってわかってはくるけど。
・ω・
たしかに死んでも誰も困らない。だからこそ楽なんじゃないの?って私なんて思ってしまうんよね。背負うものがないからこそ楽なんじゃないか。実家住まいだからそういう思考回路になってしまうような気がする。独り身で一人暮らしをしていたら自由すぎてそんな風にはならんとは思うんだけどな。
まあ、私も最近は絵を描いたりしているので少し勇気をもらったかなと。読む人によって感じ方は違うかもしれんけどね。そんなとこ。