なぜこの本を読もうと思ったんだろ?誰かが紹介してたからなのかな。前書は「減速して自由に生きる:ダウンシフターズ」で私の感想を読んでみると。。。そんなに評価は高くないです。じゃあ、なぜ同じ人の次作を借りて読んだんだよ!
めちゃ長いです。383ページ。
読むのしんどいです。この本、全部読み切れる人っているんかな?さすがに最後の50ページくらいは流したけどさ。
経済成長なんてしなくていい。
個人で成長なんてしなくていい。
と著者はいいます。
お金を追いかけるほど、時間と心をすり減らしてしまい、劣等感が大きくなる。時間と健全な心身があれば、実はお金はほどほどでも、自分の欲することは習得できるし・・・。
そのお金をほどほどに稼ぐってところがミソなんよね。ほどほどに何の苦労もなく稼げる人ならいいんだけどこの世の中は、そういう人ばっかりじゃないんよ。だからこそみんな苦しんでいるんだと思うんよね。私も月8万くらい稼げばいいって思ってるんだけど、やっぱその8万さえも稼ぐの大変やし不安だもん。
よく出てくる「ナリワイ」って言葉、仕事面に関しては伊藤洋志さんの「ナリワイをつくる」の影響を受けているんだけど。。。伊藤さんに関しても私としたら仕事出来る人、そして仕事が好きな人がいろいろとやっているって印象しかないんだよね。
ベースに元々能力があってかつては凄い稼ぎがあった人が、スローダウンして生きるってことなんだよな。なんかなあって思ってしまうな。
私も消費社会から抜け出すってスタンスで生きているわけだけど。。。こう消費社会を敵意むきだしに文字を書き殴ってるのは、ちょっと宗教っぽいなって思ったかな。イデオロギー的なイケダハヤトって感じかな。まだ都会で消耗しているの?みたいな。
・ω・
正直、うちの読者さんにはこの本より落合陽一さんの「日本再興戦略」の方をすすめるわ。ホリエモンがかつて「じゃあ、0レバレッジの世界に戻るんですか?」ってセリフを言ったわけだけどさ。時代ってどんなにあがこうが進んでいってるわけでさ。その中で生きるしかしかたがないんよね。
この本の中で、電磁波が!とか遺伝子組換えが!とかめっちゃナーバスになってるわけだけどさ。。。そっちの方がよけい病むんじゃないかなって思うんやけど。。。若い頃は海外旅行にかなり行ったと書いてあるけどよくいけたよな。自分で作ったもの自分で調理したオーガニックなものしか怖くて食べない!ってなんだかなって思うよね。
そんなことで神経質にならんでもさ。なんでもええやん。
はっきりいってストレスフリーな生活が一番いいと思うんよ。アベがーとか政治がーとかなんぼ身体にいい物ばっかり食べていたとしてもニュースでイライラしてたらしかたがないと思うんだけどな。
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