半年前にクローズアップ現代「アラフォークライシス」放映されて反響があったので、今回は、もう一歩踏み込んだ内容となっております。
まずは上記の図から。。。アラフォーが歩んだ20年を御覧ください。アラフォー世代が大学を出た当時、就職氷河期の真っ只中。希望の職につけない人が大勢いました。20代後半には働けど豊かになれないワーキングプアが社会問題になりました。私はワーキングプアで取材されて本に掲載されています。2006年出版なので今から12年前。
30歳頃になるとリーマンショックが起き派遣切りが相次ぎました。このへんから企業のブラック化が一気に進んだように思います。40歳になると親がリタイア。親子共倒れの危機がおきだしています。私は去年から親の介護で転落していってます。
なんだこれ?
私は、アラフォークライシス四暗刻!役満やんけ!
ひとつでも経験してない人、おめでとう。私よりマシなはずです。
番組では、アラフォー世代は、他の世代に比べて非正規だけでなく正社員でも大きく給与が下がっていると言われていました。特に40〜44歳の層がえぐい!!今回の番組のテーマは、「結婚」と「兄弟」という問題についてです。まずは結婚から見ていきましょう。
長澤美咲さん43歳 保育士 ♀
経済的に結婚の余裕がなく仕事に没頭していて37歳の時に「高齢になると卵子が老化し子供を生むのが難しくなる」というニュースで知り婚活をはじめる。3年間で婚活に50万円費やす。
希望は自分より年下の正社員で年収は600万。
でも最近、希望年収を500万に下げる。
子供の頃から将来は家庭をもち母親になるのが憧れだったって言うわりには動き出すのが遅いわ。遅すぎるって思いました。
山口裕也さん39歳 ♂
非正規の職を転々しているといった経歴で今は実家で71歳の母親と暮らしていて飲食店でアルバイトをしている。婚活をはじめて3年
希望の女性は20~40歳 医療関係で年収500~1000万
家族構成は裕福な家庭
ようは年収500万円以上稼いでいる女性と結婚したい!ってそういう人。
婚活をしているアラフォー男性と女性を抽出したわけだけど。。。これいじわるだよな。こんな例を出されてなんてコメントすればいいんよ。藤田さんも困るだけやろ。この例は極端すぎるのかそれともこの年代の男女ともにこんなんばっかりなのか。。。たぶんこんなんばっかりとこの番組では最後の方で結論づけてはいます。
次はもうひとつのテーマの「兄弟」の問題
中野真也さん46歳
33歳まで正社員だったが倒産後、それ以降は非正規
50歳の兄がいて母親は70歳で二年前に認知症となる。
兄は介護離職をし母親の世話をしながら母親の年金をたよりに生活をしている。
真也さんはバイトを増やして兄と母に仕送りして援助している。
母親が亡くなれば無職の兄だけが残る。どうすればいいか悩んでいるみたいでした。
介護離職したらあかんのよ。家族介護するのが間違い。親の年金は親の介護の為だけに使うべきでその年金を子供の生活費までまかなおうとするのは間違いなんよ。これいろいろと間違った選択を何重にもしているように思う。
最後にまた結婚にターマが戻って。
杉本沙也佳さん44歳
6年前から婚活をする。
希望は年収500万円以上の正社員
番組では、アラフォー世代の婚活で相手に望む傾向が、相手の年収 勤務先の知名度などを重視しがちとおっしゃられていました。他の世代に比べてここを特に重視すると。。。そこでミスマッチがおきて担当者も困惑気味って感じなんでしょう。
しかしさ。女性の40歳をこえていても年収500万円以上の男性と結婚したいって思うのってどうなん?って思ってしまう。子供が欲しい。子供を育てようと思ったらお金がかかるから年収500万円は必要ってのはわかるんよ。
でも40歳超えたら子供はいらんわけやから年収500万もいらんと思うんやけどな。旦那の生活費くらい旦那自身が稼いでくれたらOKってならんもんかね。40歳超えても子供欲しいってなったら逆に不妊治療になると思うのでめっちゃ金かかるからな。不妊治療なめすぎやと思う。
というか子供いらんかったら結婚する意味がよく分からんよね。税制上、得したりするの?婚活なんてせずに恋人探したほうがいいと思うんやけどな。