進撃の無職

働きたくない!44歳独身無職。 貧乏にもめげずに気楽に年間100万円生活を大阪でしています。気楽に生きよ。相談のるよ。(*^^*)



男性漂流 男たちは何におびえているのかを読みました。

 

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男性漂流というタイトルで副題が「男たちは何におびえているのか」と銘打って男が陥っている問題について書かれた2015年出版の本なんだけど、はじめにのところで取材をしてから紆余曲折があって出版はかなり時間がたってしまったと書かれているとおり、タイムリーな本ではないように思います。

 

この本は、結婚がこわい、育児がこわい、介護がこわい、老いがこわい 仕事がこわいの5章に分かれていて男性が陥っている問題を章ごとにまとめる形となっています。でもこの本の著者の奥田さんは、元々は男性の未婚問題を中心に取材していたが10何年も長期に取材するうちに対象の男性が介護の問題がふりかかったり、仕事の問題がふりかかったりいろんなパターンが出てきてそれをまとめたって感じ。

 

だいたいこういう本って今そうなっている人を何人も集めてそこから取材して取材をえた材料を項目ごとに当てはめていって本を制作すると思うんだよ。この人、3年とか長い時には1人の人に対して12年とか取材していてさ。もちろん頻繁にコンタクトをとっているわけではないんだけどさ。そりゃ12年も取材してたら12年前は婚活して「結婚出来ない」って言ってた人であってもそれ以外のいろんな問題が12年間におこるわな。人間模様っていうんですかね。

 

ちょっとこの手の本とは違うものになっています。

 

1章の「結婚がこわい」は結婚できない男性をあつめた話。2章の「育児がこわい」は男性が育児に没頭する人らの話。3章、「介護がこわい」は、親の介護問題がふりかかってきた男たちの話。4章、「老いがこわい」は男性のEDやハゲの老いていく男たちの話。5章は「仕事がこわい」は、リストラ、非正規などで、もがき苦しむ男たちの話です。

 

この本を女性が読むと「男ってバカな生き物だな。」って思うんじゃないかな。バカだなーって私も読みながら思いながらもその心理っていうんかな、全く理解出来ないってことはなくそうなるわなーみたいなさ。これは自分だけの経験からだけではなく、うちの父親と母親夫婦を見ているといがいと当てはまってたりするんよね。

 

 ・ω・

1章「結婚がこわい」に出てくる木元良太さんの箇所で

 

年収は500万円台前半で民間企業に務める男性の当時の平均年収をやや下回る程度だったが、独身女性が結婚相手の男性に求める経済力からすると少し見劣りする。

 

え?って思いました。著者の奥田さんは1966年生まれで私より8歳上の52歳。だからなのか?というか。。。これいつの話?って思って木元さんの箇所をもう一度読み直してみる。2006年34歳のときに取材したもの。

 

34歳で年収500万円台前半で平均より下。。。

 

2018年現在だと46歳になる。私より2歳上なだけ。う〜ん。同じ年代で同じ日本に住んでいるはずなのに。。。階層が違うのか?って思うくらい意識が違うんだよな。

 

けっして「男性漂流」に出てくる人って底辺の人じゃないからね。みんなそれなりに仕事をしてそれなりにっていっても非正規でってわけではなくちゃんとした正社員。ある程度、普通に属する人を取材している。

 

3章の「介護がこわい」 なんて私はドンピシャすぎて涙が出てきたよ。

 

彼の窮状を知ることになるのは、突如として自分の身に降り掛かった母親の病がきっかけだった。親の看病、さらに介護する当事者になって次第に、それまで頭の中で漠然とイメージしていた坂本さんを取り巻く状況が、モノクロ写真から色鮮やかな映像に姿を変えて浮かび上がり、心に重くのしかかった。

 

介護に関しては経験した人ではないと本当の理解なんて出来ないと思う。仕事で介護従事者であったとしてもね。

 

実はね。・・・うちの母ちゃんは元来おしゃべりで、要介護状態になってしまってから、ヘルパーさんやお医者さんへの愚痴ばっかりや。それか「痛い、痛い」「しんどい、しんどい」の繰り返しでね。そんなに痛いんやったらまたどこか悪いのかと心配して、病院で検査してもらったけど、病的な所見はないと言われて。。。精神的なものやないか、息子さんにかまってもらいたいのやないか、ってね。一晩中、わめいている時もあって、眠れたもんやない。

 

 同じ過ぎて気づいたら涙が出てきてたわ。

 

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45〜55歳くらいの年代をスポットをあてた本なんだと思います。この年代の既婚者が家族をもち子供をもちそれを背負いながら苦労しているっていうような感じかな。ある程度、ちゃんと仕事をして踏ん張っている人達がストレスをためながらもがいているんだよって。

 

でも5つの問題をあげているわけだけど、親の介護問題は発生するとどこに属していても詰むってことがわかるとは思う。結婚していても独身でいてもね。結婚していたら嫁が対応すればいいって言う人もいるんだろうけど、自分の親の介護が発生したら嫁の親の介護も発生すると思っていたほうがいいよ。結婚すれば父、母、嫁の父、嫁の母と対象が4人になるからね。

 

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ここまで思ったことを書いたわけだけど、あえて読まなくもていいと思う。

そんなとこ。

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