コンテナが世界を変えたってことでコンテナを中心に書かれた本です。1956年4月にコンテナ58個が世界で始めて輸送される。コンテナが出現する前は輸送費はあまりにも高くつくものでした。まず船に人力で荷物を運びこんでいました。そして港に着いたら人力で荷物をおろしてトラックなどの車にのせる。輸送原料よりも人件費がバカ高かったのです。そんでもって荷物が盗まれる。荷物を運び込む労働者による盗みが多発していたそうです。
コンテナだと密閉されています。それをトラックでひっぱって港へきて船に乗せて港に着いたら列車にのせる。コンテナを移動させるって考え方。今だと当たり前だけど1950年代はあたりまえではなかった。そしてこのコンテナの考え方が出来てすぐに使われたわけでもなく試行錯誤しながら今に至るって感じなんよ。これによってそこに働いている人たちの仕事がなくなり港もコンテナ船に適さない港は廃れ適した港は発展する。輸送費が安くなれば。。。。今のグローバル経済っていうんですかね。
・ω・
人件費の安い国に工場を作ってそこで作るのが例えばテレビだったら、パネルはA国で作って、電子部品はB国で作って、それらを人件費の安い国に輸送してそこで作る。今、世界で行われていることです。輸送費が劇的に安くなったために出来ること。コンテナによってグローバル経済が出来た。説明が下手ですけど。。。まあ、そんなお話です。
日本の平均年収がこの20年で下がったってのも時代の流れです。適応せんとねって私なんて思うんだけどね。
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【今日の43無職の1日】
朝起きてモンパレしてVALUしてだらだらしてたら夜がきた。
特にそれ以外のことは何もしていない。終わってます。明日は、母親連れて病院にいくあと父親の見舞い。そんなとこ。