今、両親の健康状態がよくなくて実家に戻っているわけなんだけど、うちはいびつな親子関係なのかもしれない。一番大切な部分で分かり合えない仮面親子っていうんですかね。こういう親子関係は他にもいるんじゃないかって思うんだけど。。。どうなんだろうな。両親は65歳と68歳。私は43歳。
私の両親が望む期待ってものがあってそれはそんなに難易度の高い期待ではなかったんですよ。普通に大学に行って普通に働いて結婚して子供作って家庭をつくってってみたいなそんなことを望んでいたと思うんだけど、私はことごとくその期待にこたえることが出来なかった。
正直、その普通の生き方さえも私には難易度が高すぎるので20代後半で諦めました。そのことは自分なりに伝えたんだけど。。。結局、親には受け入れられることがなかったので家を出るはめになったんよ。
20代の時に自分は正社員で働くことが能力的に無理なのでバイトで生きていこうと思ってたのよ。その時は月12万円くらいでちょうど1年くらい働いてた時に父親に「お前、いつまでそんなことやってるつもりやねん!」って急に言われてね。正社員じゃないと人にあらずみたいな感じでさ。人生なめるな!と。。。それがきっかけで家を追い出されたんよね。
実家を出て一人暮らしをするようになってから両親とは距離をおいて生活するようになってね。年に1回くらいしか戻らずに戻って会話する内容もまあ、当たり障りのないような会話。核心部分はお互い話さないような感じなのでした。
・ω・
お互い離れて暮らしているぶんには交わることがなく平行線なのでそこそこいい親子関係を築けていたと思っていたし、いい距離感でストレスもなくこのまま続けばなんて思っていたんよ。
でも両親の健康状態が悪化してそうはいってられなくなって実家に戻ってなんとかしなきゃと思って会話をしてみたんだけど。。。やっぱり一番大事な部分では分かり合えていないので話は平行線。。。一緒に住むなんてことはありえない。問題は先延ばしのまま。。。
私は20代後半の頃からニートやひきこもりしている人が羨ましく思っていました。彼らはその問題を両親と分かりあった上で同じ屋根の下で暮らしているわけやん。自分にはそれが出来なかった。その問題から逃げてしまった。両親と話し合うこともなく逃げて家を飛び出して一人で生きることを選んでしまった。なんというか、学校でいじめられているのに親にはいじめられているって言えない感じに似ているかな。
親と一緒に暮らしている人にはおそらくこの気持ちは分からないと思うんよ。そんなたいそうなことか?みたいなさ。でもそれが私にとっては大きな障壁なんよ。親子なのに同じ言語を使っているはずなのに話が噛み合わない。この問題はあと何年間は続くのだと思う。どうなんだろ?途中からは嘘をついてあげて多少の安心をさせてあげるってことをしてきたんだけど。。。今回はちょっと仕事辞めたって言ったとたんに目もあてられない状態に関係が悪化したからなあ。
これからも、いじめられてなんかいないよ。うまくいってるよって言い続けるしかないんだろうなぁ。
記述日2017年4月