雨宮処凛さんの「自殺のコスト」を読む。
まず冒頭でこんな言葉から始まります。
これから死のうとする人は、せめていつ死ぬかは親しい人にいっておいてあげてください。とにかく自分が腐る前に発見出来るよう事前連絡を怠らない、これがマナーです。
この本は2002年に出版された本なので15年前の作品。
この前に私が読んだ「事件現場清掃人が行く」に近い本ですが、あの本は自殺した後に後片付けする側から見た自殺について語ってるのに対してこの雨宮さんの本は自殺する側から書いた本ってことになります。正直いって自殺ってやっぱ大変やなって思いましたかね。というか2章以降の自殺の手段別経費編になると成功率とのちにかかる経費、そして事件が書かれているんですが。。。
途中から私は気持ち悪くてぱーって流して読んだだけです。
自殺の手段とその成功率、そして失敗した時にかかる金額などが細かく書かれています。もう15年前の本なので今とは少し変わっているかもしれませんが、この本を読めば抑止力になるかもしれませんね。
・ω・
というのもこの本を読めば普通の人が考える方法がいがいと成功率が低いってことが書かれているんですよね。失敗の可能性もかなりあると。。。100%成功しないんだったら生き残って後遺症が残って莫大な医療費が必要になるとか。。。怖くて自殺なんて出来なくなると思います。
この本では部屋で死ねば家賃の半年分は必要と書かれています。「事件現場清掃人が行く」では60万必要って書かれていますので、あとに残る人のためにも多少は残さなければいけないなって思ったかな。
知識として読んでおくと参考になるかもしれません。
でも私は「事件現場清掃人が行く」のほうをすすめるかな。