私は今、地方都市である大阪に住んでいます。
前回の記事で「自分がダメな人間だと思う人は東京で一人暮らしをするべき」と書きました。でも実際には私は10年以上、大阪で貧乏暮らしを快適に低予算で暮らせているので年間100万円生活をするには大阪はベストの街だなと思っています。
まじで低予算でそこそこな都会で生活したい人にとっては大阪は魅力的な街です。
私の住んでいるマンションは家賃が2万円です。住居費って貧乏人にとっては凄くウエイトを占めるんですよね。
家賃2万円だと年間24万円かかります。
家賃3万円だと年間36万円かかります。
家賃4万円だと48万円もかかるんですよね。
年間100万円生活をするとしたら48万円も住居費に使うとやっていけませんよね。なので出来るだけ安くしたい。全国的にも大阪が断トツに安い物件が多いです!!
よく県外の人たちは大阪で家賃安くしたかったら西成に住めば?という人がいます。でも西成は全国的に有名ですけどね。家賃は安くはないです。簡易宿泊所とか激安なところもありますけど家賃は安くない。
西成は全世帯の3分の1が生活保護だったかな。生活保護者向けの賃貸が多いので安くないんですよ。空室で家賃下げなくても生活保護者がどんどん入ってきますからね。そりゃあ上限があるので普通に比べたら安いと思うけど私達みたいな貧乏な人間が住むくらい家賃は安くないのです。家賃3万円台もないんとちゃうかな?
おすすめはやはり大阪だけじゃないですけど大学の近くですかね。少子化っていうのもありますし親世代が経済的に裕福ではなくなっているので、大学も実家から通える大学になってるんですよね。一流大学近くはそこまでではないですけど。なので大学近くはどこも家賃が下がっています。
家賃にしてもこの10年で凄く変わっていってます。
頻繁に引っ越ししている人は感じていると思いますけどあんまり引っ越ししない人はびっくりしますよ。私も10年以上前に初めて家賃4万円のマンションで一人暮らしを開始したんですよ。その時はどのワンルームも保証金は30万くらいとってたんですよ。
うちは破格の保証金10万円やったねんけどそれは破格!でもその後、10年たったら保証金10万もとるようなワンルームなんてないですもん。とったとしても8万円、5万円、3万円とかで、ほとんどが保証金ゼロ物件になってますから!
私が今住んでいるマンションも保証金ゼロ物件でした。
もちろん入る時にカギを交換する代金とクリーニング代やらかかりますよ。それでも3万5千円とかそのレベルでした。あと大阪は更新料とかいらないです。法的には更新料なんて払う必要ないらしいけどね。マンションの家賃もこの10年で全体的にかなり下がっています。
ずっと同じ部屋に住んでいる人は、調べてみるといいかもしれませんね!同じ物件が安い家賃で貸し出されているかもしれませんよ。その場合は更新の時に大家さんと交渉をして下げてもらってください。
気になった方は、だまされたと思ってちょっと検索してみてください。
【今後の日本の住宅事情】
最後にこれから賃貸物件事情はどうなるか?私が思ってる事を書きたいと思います。今後、人口が減ってくるので空き家が増えると言われていますよね。
うちの親の代である団塊世代は郊外に一戸建てを持って住んでいたりします。でもそこでは車が必要であったり年齢があがるにつれ住みづらくなってきています。また老齢になれば老人ホームに入ることになりますよね。
そうすると郊外の物件が空き家になります。そんなとこ子供がわざわざ住まないので売りに出すか賃貸で出します。なので郊外の一戸建てが今後余ってくるようになると思うんですよね。
げんに大阪府だと大東市や四條畷市くらいにいけば一戸建てで古い物件ですけど家賃が3万円台ってのが出てきています。あと5年から10年すればもっとそういう物件が出てくるんじゃないかなって私は思っていたりします。
5年後には一戸建てを借りて、のほほーんと暮らしてみようかなー。こればっかりは、未来のことなんて分からないですけどね。
記述日2017年1月