孤独死や自殺などの現場を清掃するのを生業にしているのが事件現場清掃人という人たちです。事件現場といいながらこの本によると殺人や特殊な部屋の清掃業はほとんどないみたいです。この本は、その仕事のレポとこの著者の事件現場清掃人になった過程などが書かれています。
孤独死と自殺。
自殺はわりかし早い目に発見される事が多い。それは自殺するまでそれなりに人とかかわる生活をしていて自殺する為に周囲が異変を感じやすいからです。孤独死は周囲と接触がない為に死後発見されず長い間、時には2年後とかに発見されるケースもあります。
簡単に死ねばいいやんって私も思ってたんだけど、後に残された人にかなり迷惑をかけるので注意はしておきたいと思いました。
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自殺する場合は、死後何日後かに親族にハガキで届くようにお知らせして発見が出来るだけ早くなるようにしたい。
あと床にブルーシートをひいて血や体液が床に染み込ませないようにしなければいけない。あと死んだ後は排泄物が垂れ流し状態になるので紙おむつをはいて決行するように心がけたいってとこかな。
やっぱ家の中で自殺するのは大変みたいだ。 万全をきっしていても20万くらいは遺族は必要になる。普通は60万くらい。床、壁の総張替えになるとそれくらいかかるのだろう。
安楽死制度って必要だとやっぱ思うよね。死ぬ人間が死後の周りに対しての迷惑や負担まで考えなきゃいけないのはよくないよね。そういうのを取り除いてあげれるような制度が必要なんだと私は思いました。
「事件現場清掃人がいく」が孤独死や自殺などの現場を清掃することを生業にしている人の視点で書かれているものなら、これから自殺する当事者の視点で自殺に関することが書かれているのが雨宮さんの「自殺のコスト」です。